モノ湖

モノ湖はマーク・トウェインが「地球上で最も孤独な場所」と呼んだ所だ。水の出口がないため、湖水が長い間蒸発することで塩やミネラルが大量に湖に残り、塩度は海水の2倍半ほど高くなった。遠山は雪に映え天は青く、湖には奇石が多く、まるで夢の中にいるようだ。撮影中はちょうど風がなく、湖水の塩分密度は高く、湖の静謐な美しさを表していた。画面の青は、空の青色反射で形成されている。まっすぐに立つ塩柱は青い湖と交わり照り映えて、モノ湖の独特な地質を特徴付けている。

ハッセルブラッド(Hasselblad)H6D-50C レンズ:35-90mm フィルタ:NiSi IR ND1000 絞り値:F25 ISO-100 露出:13秒

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王建軍による太平洋西海岸の旅